2024年春からの庭仕事をご報告します

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今日は苗を少し追加購入しました。今年の庭の基調となる薄紫のビオラと、アプリコット色のジギタリス、ジギタリス・サットンズアプリコット。ジギタリスのスッと伸びた姿は、庭に動的な印象を与えるように思います。イングリッシュガーデンになくてはならない花です。

クレマチスの誘引は春の大切な仕事です。クレマチスは品種により強剪定をするタイプと、弱剪定をするタイプとがあります。写真は強剪定をするクレマチス、マーゴット・コスターです。蔓の固定には、写真にあるイノアックというメーカーのガーデンテープを使っています。このガーデンテープは押さえつけるだけで固着するのでたいへん使いやすく、しかも柔らかいクレマチスの新梢を傷つける心配がないので、クレマチスの誘引にはまさに理想的な素材であると言えます。この製品は園芸店で存在を知ったのですが、残念なことに最近は扱っている園芸店がなく、Amazonから買っています。そのため、少しお値段が張るのですが(2024年5月の価格は配送料込みで802円)、写真のように幅が半分(本来の幅は1.5cmです)になるようにハサミで切って使えば、実質的な長さが2倍になりますし、1巻で1シーズンは使えるので、まあいいかと思っています。

バラを縛るのは普通の麻紐です。以前は色に凝ったりしてバラ専用の紐を使っていましたが、いまはまったくこだわりなく使っています。

園芸用の土にもあまりこだわりません。そのまま使うことがまずないからです。堆肥を追加し、肥料として油かすや緩効性化成肥料(マグアンプや花工場など)を加えてから植物を植え付けます。

 

【追記】

イノアックのガーデンテープをご紹介した後、別メーカーの全く同じテープをAmazonで見つけました。KOKUBO(小久保工業所)というブランドです。たぶん実質的には同一製品なのではないかと思われますが、こちらの方が安い(528円)ので、こちらをお薦めしておきます。1㎝幅で半分の長さ(5m)の製品もありますが、私としては1.5cmを半分に切った0.75cm幅が、強度と見た目のバランスが一番良い(1cm幅では少しテープが目立ってしまう)ように思います。

バラの剪定と誘引は最も大切な、そして最も難しい仕事です。雪と寒さから守る冬囲いをするために、秋のうちにある程度の剪定を済ませておかなければなりませんが、冬の間に枯れ込んだ枝を切ったり、芽のつき方を見て成長した姿を想像したりしながら最終的な剪定をするのは春の仕事です。その成長した姿は、バラが持つ頂芽優勢という性質を考慮に入れつつ想像しなければなりません。頂芽優勢というのは、バラの花は上へと伸びた枝(蔓)の先端に着くという性質です。そのため、とくにつるバラでは、放っておくと伸びた蔓の上の方にだけ花が着いて、アーチやオベリスクの側面には花がほとんどない、という状況になってしまいます。そうならないように、蔓はくねくねと左右にカーブしながら上へと伸びるように剪定、誘引することが必要になります。蔓が折れないように曲げつつ麻紐で固定していく作業は面倒ではありますが、とても楽しい仕事です。自分がバラのデザイナーになったような気分といえばいいでしょうか。

Studio26の庭は、いまじっと春を待っています