このページは2024年12月以降にStudio26音楽企画主催のコンサートと他の主催者によりStudio26を会場として開催されたコンサートです
2024年11月以前に開催されたコンサートはこちらをご覧ください
とくに会場名の記載があるもの以外はすべてStudio26で開催されました
2025年4月27日(日) 11:00と14:00の2回講演
鍵盤が語る物語 〜楽器の進化と響きの秘密〜
講師
稲毛哲也
演奏
影山裕子
主催
Studio26音楽企画
昨年の「キリスト教と音楽(雨貝行麿先生)」に続きStudio26音楽企画が開催する「Studio26文化講座」、今回はピアノ調律師で楽器修復・制作を請け負う会社を経営する稲毛哲也さんを講師に迎え、「鍵盤が語る物語 〜楽器の進化と響きの秘密〜」と題して開催されました。心配された雨も上がり、1日2講演は両講演とも定員を上回る聴衆を集めて大盛況。講演会では、Studio26ピアニストの影山裕子がバッハの「フランス組曲第2番」のアルマンドをクラヴィコード、チェンバロ、ピアノで弾き較べ、講演会終了後は聴衆の皆さんにも楽器に触れていただき、いにしえの人々の音楽生活の一端に触れてみるという稀有の体験をしていただきました。今回の好評を受けて、稲毛哲也さんによる第2弾の計画が早くも話題に上り始めました。
2025年4月19日(土) 12:00
ヴォルフガング・ボルヒェルト短編朗読会
朗読
加納邦光
主催
ボルヒェルト朗読会実行委員会
2024年12月18日(水)、20日(金) 10:30(同一内容での2公演)
森洋子 朝のレクチャーコンサート
プレリュードを知る 〜バッハからショパンへ〜
講師
森洋子(講義、チェンバロ、ピアノ)
曲目
L. クープラン、J. S. バッハ、ショパンによるプレリュード
ピアノの他にチェンバロも保有するStudio26は、バロック音楽のコンサートも積極的に開いてきました。そのStudio26ならではの企画が、今回の森洋子さんによるレクチャー・コンサートです。チェンバロ奏者の森さんが、Studio26のチェンバロとピアノの両方を弾きながら、ルイ・クープランからバッハを経てショパンに至るプレリュードの歴史を、調性や和声の観点から、わかりやすく、しかも専門的に解説してくださいました。様々なプレリュードの実演を織り込みながらの解説でしたが、人気曲「雨だれ」は全曲を弾いて、非常にレアな森洋子さんのショパンを楽しませてくれました。また20日は森さんの誕生日でもあり、講演終了とともに聴講していた歌手の小出あつきさんがピアノ伴奏を買って出て、全員で「ハッピー・バースデイ」を歌うという楽しいサプライズもありました。
森さんによるレクチャー・コンサートは2025年以降も続きます。
2024年12月6日(日) 14:00, 17:00 二公演
Studio26クリスマスコンサート
出演
前田奈央子(ソプラノ)
本堂誠彦(テノール)
影山裕子(ピアノ)
曲目
ヘンデル/《メサイア》より
慰めよ、わが民を慰めよ
もろもろの谷は高くせられ(テノール)
ああ麗しきかな(ソプラノ)
シオンの娘よ、大いに喜べ(ソプラノ)
シューマン/くるみの木(テノール)
シェーンベルク/森の陽射し(テノール)
レハール/喜歌劇《微笑みの国》より〈君こそ我が心のすべて〉(テノール)
ヨハン・シュトラウス/喜歌劇《こうもり》より〈わたしの侯爵様〉
プッチーニ/歌劇《ラ・ボエーム》より〈わたしが街を歩くと(ムゼッタのワルツ)〉
グノー/アヴェ・レジナ(二重唱)
フランク/天使の糧(ソプラノ)
バーリン/ホワイトクリスマス(テノール)
アダン/さやかに星はきらめき(二重唱)
ドイツ民謡/もみの木(二重唱)
グルーバー/きよしこの夜(全員で)
マークス/赤鼻のトナカイ(アンコール・二重唱)
Studio26が初めて企画した「クリスマスコンサート」が、ソプラノの前田奈央子さんとテノールの本堂誠彦さんをゲストに開催されました。ヘンデルの《メサイア》からのアリアに始まり、二人からのクリスマスプレゼントとして、それぞれの得意とするレパートリーが披露され、会場はなごやかな雰囲気に包まれました。とりわけ11月に教育文化会館で開催された北海道二期会創立60周年記念公演の〈こうもり〉で素晴らしいアデーレを演じ、大好評を博した前田さんによる〈わたしの侯爵様〉は、あの素晴らしかった舞台を思い出させる魅力いっぱいの歌と演技で、会場は大いに湧きました。
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