2024年の庭

シーズン到来!

2024年は例年になく雪解けの遅い春でしたが、4月に入りやっと春らしい暖かな日々が続くようになりました。Studio26の庭もここに来て一気に雪解けが進み、庭のあちこちに土が顔を見せ始め、木々の芽も膨らみだしました。ガーデニングのシーズン到来です。

本ページもサブタイトルを「2024年の庭」と改め、庭の姿を記録していきたいと思います。できるだけこまめに庭の様子をお伝えしたいと考えていますが、百聞は一見に如かず、どうぞ庭の様子を見に、Café Studio26においでください。

(画像をクリックすると写真が拡大されキャプションが表示されます)

2024年6月14日

写真が多くなってしまうのも、いまが一年で一番華やかな季節だからでしょう。

今日の主役はシャクヤクです。シャクヤクがこんなに美しく咲いたのは初めてかもしれません。早咲きの真紅が終わってしまったのは残念ですが、いまは3種類が満開です。クレマチス・ポーリッシュ・スピリットがうどん粉病の危機を切り抜けて次々と花を咲かせています。バラは早咲きのイングリッシュローズが満開ですが、これからいよいよピエール・ド・ロンサールが開花しそうです。「イギリス音楽祭 2024」の頃にはきっと見頃となるでしょう。

アストランティアが元気よく咲いて、いよいよStudio26の庭も夏の装いとなります。夏にはバラも一休みになってしまうので、アジサイの出番となります。今年はどんな花を見せてくれるでしょうか。

2024年6月11日

Studio26のバラの先発部隊(メアリー・ローズとオリヴィア・ローズ・オースティン)はいまが最も美しい見頃です。まだ咲き終わった花がらも少なく、これから咲く蕾がたくさん控えている、という状況です。後発部隊の代表はピエール・ド・ロンサールですが、こちらはあと一週間ぐらいはかかりそうです。シャクヤクも次々と開花しており、私の好きな香りのよい白のシャクヤクがこれからピークを迎えるので楽しみです。クレマチスは一段落といったところで、次にはフレデリック・ショパンや江戸紫、少し遅れてマーゴット・コスターが控えています。

2024年6月10日

昨日は冷たい雨がしとしとと降る天気でしたが、今日は26℃にまで気温が上がりました。バラの開花も一段と進み、メアリー・ローズはいまが盛りです。シャクヤクも新たにソルベットと白花(品種名わからず)が咲きました。ミヤコワスレの小径の見頃はあと1週間ぐらいでしょうか。それを思うと少しさびしくなります。

2024年6月9日

昨日までとは打って変わって、ときどき小雨の降る風の強い一日で、ブラさずに撮影するのがなかなか大変でした。バラがどんどん咲いてきます。札幌はよさこいソーラン祭りで賑わっていますが、Studio26の庭は閉じられた魔法の空間です。親の代からの真っ赤なバラが咲きました。名前がわからなかったのでGoogleレンズで調べたところ、よく似た品種が多い中で一つの名前が目に留まりました。ドゥフト・ツァウバー Duft Zauber、ドイツ語で「香りの魔法」。この名前には覚えがあります。間違いありません。札幌では老舗の園芸・種苗会社である雪印種苗から買ってきて亡き母が植えたものです。強健で大きく育つバラで、植えてから30年ぐらいにはなるでしょうか。Studio26の庭には、このように親の代からの花木が数多く植わっています。

ホタルブクロが咲き始めました。天気の良い日には、太陽の光を透かして小さなランタンのように輝きます。まるで花が光を発しているように見えるので、ホタルブクロという名はまさに言い得て妙です。とにかく強く、雑草のように繁殖するのですが、庭のあちこちにともる小さなランタンは悪くありません。

2024年6月8日

今日も夏のような日差しの一日でした。直射日光は写真撮影には向かないので、夕方になってからの撮影です。

クレマチスが次々と開花しています。まず嬉しい開花がマリア・ルイーゼ・イェンゼンです。このドイツで作出された美しいクレマチスは、透明感のある青紫にフリルの付いた花が印象的です。植えてから3年目になりますが、まだまだ小さく頼りないので(どうやら2輪だけのようです)、大切に育てたいと思っています。オランダで作られた品種のスティル・ウォーターズは派手さこそありませんが、非常に丈夫で長く咲いてくれるので、他の植物と合わせるのに最適です。優れたバイプレイヤーといったところでしょうか。それから思わぬ開花がありました。ワルシャワ・ニケに混じってひときわ深い赤のクレマチスが咲いていました。最初はワルシャワ・ニケの変異かと思ったのですが、蕊の色も異なり(これがまた深みを湛えたいい色です)明らかに違った品種です。そこで思い出しました。以前植えてその後出て来なかったので、すでに枯死したかと思っていたヴェスター・プラッテです。ワルシャワ・ニケと同じくポーランドで作出された品種で、第2次世界大戦中にナチス・ドイツに対して頑強に抵抗し、ヴェスター・プラッテ半島を守り抜こうとした勇敢な部隊にちなんで名付けられたそうです。同じポーランド生まれの2種のクレマチスが赤から紫のグラデーションを競い合うこの組み合わせを大切にしたいものです。

クレマチスの季節はまだまだ続きます。あと7品種ほどのクレマチスがこれから開花期を迎えます。どんな品種がどんな花を咲かせるのか、どうぞ楽しみにお待ちください。

【追記】

Clematis Maria Louise Jensen は、しばしば Marie Louise Jensen と紹介されています。本ホームページでもこれまで「マリー・ルイーズ・イェンゼン(姓はドイツ系、名はフランス系)」と表記してきましたが、この品種を作出したドイツの生産者 F. M. Westphal のホームページで Maria Louise Jenzen という表記が用いられてることがわかりました。したがって本ホームページにおいても、今後はドイツ風に「マリア・ルイーゼ・イェンゼン」と表記することにします。

2024年6月7日

久々に晴れて暑いほどの一日になりました。色々なクレマチスが次々と開花しています。カザグルマ、ジリアン・ブレイズ、スティル・ウォーターズ・・・。そのなかでジリアン・ブレイズに立ち枯れ病が発生してしまいました。これ以上拡大しないことを祈るばかりです。

バラの開花は比較的ゆっくりですが、イングリッシュローズのメアリーローズとオリヴィア・ローズ・オースティンがもう少しで満開を迎えそうです。6月22、23日にStudio26で開かれる「イギリス音楽祭 札幌」の講習会の頃まで花が残っているか、ちょっと心配です。

ミヤコワスレは日照の少ない北側も満開となり、いまが盛りです。こちらもイギリス音楽祭まではもちそうにありません。明日、明後日あたりが最高の見頃になることでしょう。

2024年6月4日

ミヤコワスレの小径はいまが見頃です。ぜひたくさんの方に見ていただきたいと思っています。

いろいろなクレマチスが咲き始めました。ジリアン・ブレイズ、スティルウォーターズ、ポーリッシュ・スピリット・・・。カザグルマがそれに続き、その後にはエドムラサキ、フレデリック・ショパンなどが控えています。これからしばらくは各種のクレマチスが楽しませてくれそうです。シャクヤクもバラと並行して庭を彩ってくれることでしょう。

2024年6月2日

ピンクのシャクヤクが咲きました。これからしばらくは様々なシャクヤクを楽しむことができそうです。

クレマチスのワルシャワ・ニケも咲き始めの最も美しい姿を見せています。咲き進むともう少し色が薄くなるので、いまがベストです。

2024年6月1日

6月の訪れとともに穏やかな天気も還ってきたようです。クレマチス・ワルシャワ・ニケが咲きました。このクレマチスの吸い込まれるような深い色合いとビロードのような質感にはいつも感嘆させられます。しばしばワルシャワ・ニキと呼ばれますが、勝利の女神ですからニケと呼んだ方がいいでしょう。英語っぽくナイキと書くことも考えられますが、ポーランドで作出された品種なのでそれも不適切でしょう。ジャックマニー系としてはとくに早咲きの品種です。

シャクヤクも次々と開花して、赤に加えてピンクや白も咲いてくるでしょう。ジギタリスが庭に素晴らしいアクセントを添えてくれています。もう一週間もすれば、バラがピークを迎えることでしょう。ぜひ一年で最も美しい時期のStudio26の庭を見にいらしてください。

2024年5月30日

5月も終わろうとしていますが、肌寒い日が続いています。この季節の寒さをよく「リラ冷え」などと言いますが、マスターが子供だった頃にはそんな言葉はありませんでした。渡辺淳一の小説『リラ冷えの街』が1971年に発表されて以来ではないかと思います。だからマスターはちょっと気恥ずかしくて、この言葉は使いませんけどね・・・。

そんななかでシャクヤクが咲き始めました。Studio26の庭には数種のシャクヤクがありますが、一番早く咲くのは真紅の花を咲かせる株です。バラにも劣らない吸い込まれるような深い赤です。

クレマチスに大きな動きはありません。次に咲くのはワルシャワ・ニケになりそうな気配です。

玄関のハンギングバスケットは、ロベリア、アリッサム、ビオラです。ロベリアが伸びてきたらもっと華やかになるでしょう。

今回の写真はすべて LUMIX GM5 と  OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro の組み合わせです。あまりマクロらしい写真ではありませんが。

2024年05月28日

マスターが子供だった頃、よく両親が「札幌では、お祭り(北海道神宮例祭 6月14-16日)が終わるまではストーブを片付けられない」と言っていました。ここ数日の寒さは、その言葉を裏付けているように思います。晴天が続くと、それだけ早く花の時期も過ぎ去ってしまうので、この肌寒い天候は花をより長く楽しませてくれるものなのかもしれません。少し曇っている方が写真を撮るには適しているということはたしかに言えるのですが、全体的に明るさがほしいところですね。

昨年は夏の猛暑のせいか、いくつかのクレマチスの株が弱ってしまいました。その一つがStudio26を代表するクレマチス・紀三井寺です。今年も紀三井寺は美しい花を咲かせましたが、花数が昨年よりも少ないのが残念です。

それとは対照的に、バラは元気いっぱいです。イングリッシュローズのメアリーローズ、オリヴィア・ローズ・オースティンがすでにたくさんの蕾を着けて開花を待っています。今年はバラの当たり年になるかもしれません。

2024年5月25日

風が強く寒い一日でした。しかし庭の花暦は確実に進んでゆきます。あれだけ美しく咲き誇っていたシャクナゲが早くもピークを過ぎて散り始め、様々な早咲きのクレマチスが咲き始めています。そして、今年一番のバラが咲きました!そのバラは、イングリッシュローズのメアリーローズです。そして、Studio26のもう一つのシンボル、ミヤコワスレの小径に紫の花が咲き始めました。庭のあちこちではシラーが上品な紫の花を咲かせています。

2024年5月20日

一番早く咲いたクレマチスは今年も白花の実生でした。この株の花はすぐに萎れてしまうので、美しいうちに早く写真に収めなければなりません。ミヤコワスレの一番花がついに開花しました。いよいよミヤコワスレのシーズン開幕です。

2024年5月19日

実生の白いクレマチスが咲き始めました。去年は開花に至る前に立ち枯れてしまいましたが、今年は大丈夫だったようです。

オダマキやクレマチス・モンタナ・ルーベンスも咲き始めました。Studio26のオダマキは華やかさこそありませんが、丈夫でよく咲いてくれます。オダマキは花の後ろ姿が面白いですね。モンタナ・ルーベンスはかなりの大株ですが、植えてある場所の日当たりがあまり良くなく株全体が花で覆われるというほどには咲きません。誘引に工夫をして花数を増やしていきたいところです(それから肥料ですね)。

2024年5月17日

3日前に咲き始めたシャクナゲが早くも見頃を迎えています。まだ7分咲きといったところですが、しおれた花が一つもない今が最高の見頃なのではないかと感じています。今週末はStudio26に咲き誇るシャクナゲを見にいらっしゃいませんか。

ミヤコワスレも、早い蕾がうっすらと色づき始めています。こちらも開花が間近です。

その他にもいろいろな花が蕾を持ち始め、Studio26の庭は華やぎの初夏を迎えようとしています。

今回の写真はすべて「便利だけれど写りはそこそこ」と言われる高倍率ズームレンズによるものです(LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6 II)。実際には「便利で写りも良い」万能レンズです。ボディは最近最も頻繁に持ち出しているLUMIX GX7MK3です。

2024年5月16日

Studio26の庭には、シンボルツリーである大きくゴージャスなシャクナゲの他にもう一本、小さなシャクナゲがあります。こちらも植えてからずいぶん年数が経っているのですが、虫や病気にやられて瀕死の状態でした。それを去年の夏に日当たりの良い場所に植え替えたのでした。植え替えはどうにか成功し冬も越すことができましたが、枯れてしまった枝も多く、樹形はバランスを失ってしまいました。それでも何とか蕾をつけ、やっと開花に至りました。こちらは淡いピンクの花で、いつの日か多くの花で覆われる日が来ることを祈っています。

大シャクナゲの方は当たり年のようで、豪華な花が次々と開花しています。パナライカ(LUMIXのLEICAレンズ)MACRO-ELMARIT 45mm F2.8の素晴らしい描写をご覧ください。

庭の片隅ではスノーフレークがひっそりと咲き、イチイの木のふもとではマイヅルソウの小さく可愛い花が風にふるえています。

2024年5月14日

庭のシンボルツリーであるシャクナゲが開花しました!そして、昨年瀕死の状態から植え替えたもう一本のシャクナゲ(こちらは淡いピンク)も、何とか冬を越し、まだ弱々しくは見えますが開花しました。ただし、この木が元気を取り戻すにはまだ数年を要することでしょう。

親の代からのキリシマツツジもひっそりと開花しました。

庭のもう一つのシンボル、ミヤコワスレの蕾が目立つようになってきています。

2024年5月13日

今回の写真のうち、ほとんどのクローズアップはいつものLUMIXではなくオリンパスのマクロレンズを使いました(カメラはLUMIX GX7 MK3)。オリンパスのマクロレンズはLUMIXとは違ってレンズ内手ぶれ補正機能は備えていませんが、被写体との距離を4段階に分けて設定できるので、フォーカスに迷いが少なく非常に使いやすいレンズです。LUMIXのLEICA MACRO-ELMARIT 45mm F2.8は大変優れた描写力を誇るレンズで、レンズ内手ぶれ補正も付いていますが、フォーカスが遅いのが大きな欠点です。その点このオリンパスのマクロはピント合わせのストレスが少なく、楽しく撮影ができる優れたマクロレンズです。どちらを使って撮るか、いつも迷うところです。

今年の開花一番乗りのクレマチスは、どうやら白花の実生株になりそうです。ただこのクレマチス、選抜されていない実生株であるだけに欠点だらけで、まず花弁(クレマチスの場合、正確には萼片ですね)に張りがなく花もちが悪い。さらに立ち枯れ病に罹りやすく、開花を目前にして全ての蕾がしおれてしまうことがよく起こります。去年はそれでほぼ全滅でした。今年は元気そうに見えますが、さてどうなることでしょう。

2024年5月11日

シャクナゲの蕾の先が割れ始め、濃いピンクの色が覗いています。開花も間近です。

Studio26のヤマブキは白花です。ユキヤナギと同様、大変に強健な低木で、たやすく株分ができます。

庭のイチイの木の下の半日陰に見たことのない小さな白い花が咲いていました。私(マスター)にとって初めて見る花です。非常に小さい不思議な形の白い花で、葉もおもしろい形をしています。「この花は何?」とパティシエ裕子に尋ねたところ、ご近所の方から分けていただいたものだということでしたが、パティシエにも名前がわかりません。そこでGoogleで画像検索をしてみたところ、マイヅルソウ(舞鶴草)という山野草であることが判明しました。グラウンドカバーに好適なのだとか。Google恐るべし。

2024年5月10日

スノーフレークがひっそりと咲いています。以前はもう少し多かったように思うのですがちょっと元気がありません。クレマチスの江戸紫はいつになく勢いがあります。玄関脇を彩る豪華な大輪なので、うまく育ってくれることを願っています。

2024年5月6日

今日は雨模様の肌寒い一日でした。クレマチス・フレデリック・ショパンの蔓に小さなハナグモがしがみついていました。玄関脇では馬酔木とドウダンツツジの色も大きさもよく似た花が満開を迎えています。

2024年5月3日

今日はいつもと違うカメラで遊んでみました。そのカメラが上の写真のLUMIX DMC-GM5です。コンパクトデジタルカメラ、いわゆるコンデジと見紛う小さなボディながら、レンズ交換式のマイクロフォーサーズ・カメラです。ボディ内手ぶれ補正や可動式のモニターこそ付いていませんが、EVFはちゃんと装備しています。10年前に発売されたカメラなので、1600万画素と最近の水準からするとけっして高解像ととは言えませんが、上のキバナカタクリの写真を拡大してご覧ください。柱頭に着いた花粉までちゃんと解像しています(レンズは30mmマクロ)。私にとってはこれで十分です。ボディカラーは緑・赤・黒と3色ありましたが、私はこの赤が好きでいまでも愛用しています。

反り返った花弁のキバナカタクリは、ほんとうに絵になる花なので、ついシャターを切る回数も増えてしまいます。スイセンのなかでは遅れて咲くクチベニスイセンが咲き始めました。クチベニスイセンが満開になると、スイセンの季節もそろそろ終わりです。

Studio26のライラックは、色の淡いタイプで、しかも花付きがそれほど良くないので庭の中では目立たないのですが、初夏の訪れが近いことを思わせる爽やかさがあります。

Studio26の庭には、レッドカラント(フサスグリorカリンズ)、グースベリー、ラズベリーと、3種のベリーの木が植わっていますが、花はいたって地味で、よく見ないと咲いていることさえ見過ごしてしまいそうです。なかではレッドカラントが実と同じく房状の花を咲かせて、その形の面白さで目を引きます。グースベリーの花はもっと目立たず、ほんとうに目を凝らして見ないとその存在にさえ気が付きません。

2024年5月1日

チューリップが咲き始めました。チューリップは群植してこそ、とは思うのですが、球根を太らせるためには花が終わった後もずっとチューリップを育て続けなければなりません。限りある花壇のスペースには他の多年草も植えたいので、Studio26のチューリップはごく控えめな存在です。シャクヤクも順調に大きくなっていますし、マスターが学生だったころから庭にあるボケ(木瓜)の蕾も膨らんでいます。

2024年4月29日

エゾエンゴサクやエンレイソウと並んで、北海道の代表的な山野草であるヒトリシズカが咲きました。その名とは裏腹に、ひっそりというよりも賑やかな印象がある咲き方です。一人いて静かなのは、じつは花の方ではなく、花を見ている人間の方なのではないでしょうか。

昔山から掘ってきたスミレも咲いています。ヨーロッパでスミレは豊穣のシンボルだそうです。群生する姿がそう思わせたのでしょうか。Studio26のスミレはまだ群生には程遠いつつましさです。

今日もシジュウカラの夫婦が遊びに来ました。窓のすぐ近くまで来るのですが、動きが素早くなかなか良い写真が撮れません。

2024年4月28日

スイセンが真っ盛りを迎えているなかで、キバナカタクリが咲きました。スイセンによく似た色と姿なので、うっかりすると見過ごしてしまいそうですが、とても姿の美しい繊細な花で私も大好きです。

ユキヤナギも満開になりました。アリッサムもそうですが、こうした白い花には良い香りのするものが多いようです。庭の一番奥にあるシダレザクラも咲きました。虫がついたりしてなかなか勢いがつきませんが、ゆっくりと庭の主へと育っていってもらいたいものです。シダレザクラのふもとでは、エンレイソウが咲いています。北海道大学のシンボルになっている白く美しいオオバナノエンレイソウとは違って、こちらは大変に地味な茶紫のエンレイソウです。近くで咲いているエゾエンゴサクと並べば、これぞ北海道の山野草!といった趣があります。

チューリップは球根を大きく育てることを優先させると他の植物との混植が難しいのですが、Studio26の庭ではお構いなしに他の植物と一緒に植えています。そのためなかなか大きく立派な花にはなりませんが、春を象徴するチューリップを欠かすことはできないでしょう。

ここ数日、Studio26の庭にはシジュウカラの夫婦(だと思う)がやってきては地面から何やらついばんでいます。窓の外から室内の様子を窺ったり、窓ガラスに体当たりをして中に入ろうとさえします。いったい何をしようとしているのでしょう。部屋の中が巣作りに好適であるように見えるのでしょうか。

2024年4月26日

スイセンが盛りです。全体が濃い黄色のタイプと、薄いクリーム色でラッパの部分が少し濃い黄色のタイプがあります。混じり合って咲いている様子はなかなかきれいです。

ユキヤナギが咲き始めました。ユキヤナギで思い出すのは、奈良の佐保路と呼ばれる一帯には、法華寺、海龍王寺、不退寺などの寺がありますが、どの寺も春になるとユキヤナギが咲き誇ります。馬酔木とならんでユキヤナギも私にとっては大好きな奈良を思い出すよすがです。

ヒヤシンスには、有名なギリシャ神話がありますが、私にとっては小学生だった頃に流行した水栽培です。壺のような形のガラス容器に水を満たし、そこにヒヤシンスの球根を置いておくと・・・。ヒヤシンスという名前は、子供時代に直結するワームホールなのかもしれません。

2024年4月23日

クイズです。この中で、標準ズームレンズで撮った写真はどれでしょう?

ウメの花の写真がそうであることはすぐにお分かりのことと思います。じつは、その他にもあるのです。ツツジの写真です。ツツジの3つ目の写真は、横方向から雌しべの柱頭にフォーカスを合わせたものですが、ドンピシャでフォーカスが合うと、まるでマクロレンズで撮ったかのような仕上がりになります。

2024年4月22日

今日は機材のお話を。このホームページで使用している写真の大半は、LUMIXのマイクロフォーサーズ機で撮影しています(コンサートの動画もです)。この年齢になると(退職後の第2の人生ということで年齢をお察しください)、機材は軽いほどありがたい。とかくボケが少ないだの、暗所に弱いだの言われるマイクロフォーサーズですが、どちらの面でも私には十分です。今日の写真はマクロレンズではなく、すべて標準ズームレンズ(14-140mm F3.5-5.6)による擬似マクロ撮影です。望遠側の焦点距離でボケを生かせば、マクロレンズと見分けがつかないほどの写真が撮れます。このレンズはスタンダードな標準ズームとしては、前ボケ、後ボケともにきれいです。その意味では万能レンズですが、ただ一つ、そして非常に残念な欠点があります。それはズームリングがなめらかでないこと。動画を撮りながらのズーミングはまず不可能です。ですから、このように静止画用と割り切って使っています。(今回のカメラはGX7MK3です)

2024年4月20日

スイセンが咲き始めました。スイセンといえばイギリスの詩人ウィリアム・ワーズワースの "I wandered lonely as a cloud" を思い出します。ずっと前、イギリスの湖水地方を訪れたときも、このようなラッパスイセンが群生していました。ただしイギリスのスイセンは日本のものよりもひとまわり大きく、それだけ群生する様子は見事です。

クリスマスローズはその華やかな名前から受けるイメージとは裏腹に、つつましい美しさを持った花です。早春の冷たい風の中で咲く姿には逞しさも感じます。同じような魅力をヒマラヤユキノシタからも感じますが、こちらはクリスマスローズとは反対に名前で損をしている感じがします。たしかに厚く大きな葉は優雅さに欠けますが、よく見るとピンクのグラデーションがとても美しい花です。

Studio26の庭でムスカリは春花壇の主役ではありませんが、もう少し増やしてもいいかなと考えています。涼やかな水色のエゾエンゴサクは大昔に山から掘ってきて植えたものです。野山では群生するエゾエンゴサクですが、Studio26の庭では一向に増えません。それでも消えることなく毎年咲くこの花には山野草ならではのしぶとさを感じます。

馬酔木がポツポツと咲き始めました。奈良のように大きな房にはなりませんが、この花を見るといつも大好きな浄瑠璃寺への参道を思い出します。浄瑠璃寺の九体阿弥陀仏の修理も終わったようなので、また馬酔木の咲く春に訪れたいものです。

2024年4月14日

暖かい日が続きます。札幌の最高気温も20℃を超えるようになり、クロッカスもピークを過ぎたようです。白と紫のクロッカスに混じって、白地に紫の筋が入るものもあります。もともとこういう色だったのか、それとも白と紫の親からのハイブリッドでしょうか。とすれば、種子で繁殖しているということになります。そう考えると球根で増えるクロッカスがいつの間にか庭中に広がっていることも説明がつきますね。

クレマチスの一見カラカラに乾いていそうな蔓からも、元気よく芽が伸び始めました。写真は紀三井寺、Studio26で一番早く咲くクレマチスです。センターのポットにはまだ何も植わっていません。今年は何を植えましょうか。マスターとピアニストは楽しく春の計画を立てています。

2024年4月8日

フクジュソウの次はクロッカスです。紫と白の花が春の太陽の光をいっぱいに浴びて咲く姿には、何とも言えない愛らしさと逞しさを感じます。スノードロップも春一番の代表格ですが、クロッカスの旺盛な繁殖力と比べるとややおとなしめです。その控えめなところがまた魅力です。

古都奈良の春の象徴とも言える馬酔木(ここはアシビではなく、ぜひ漢字で書きたいところです)は、意外に寒さに強く、今年もたくさんの蕾を着けています。Studio26ではあまり目立たない花ですが、マスターは馬酔木を愛でつつ大好きな奈良を偲んでいます。

2024年4月2日

春一番に花を咲かせたのは、今年もフクジュソウでした。

雪解けは大きな木の根元から始まり、その周囲だけぽっかりと丸く土が顔を出します。そこに咲いていたフクジュソウ。室内からはけっして見えません。長靴を履いて外に出て、庭の隅にある大きなイチイの木まで歩いて行き、その根本を覗き込んで初めて見えるフクジュソウの花です。

まわりをを雪に囲まれて、人の目にも止まらず、ひっそりと咲くフクジュソウ。雪が消える頃にはフクジュソウも咲き終わっていることでしょう。フクジュソウよ、フクジュソウ、おまえはどうしてこんなに咲き急ぐのか? 

2024年4月2日

常緑で冬の間も大きな花芽が力強く自己主張をするシャクナゲはStudio26の庭の女王です。6月には鮮やかなピンクの花をたくさん咲かせて庭を華やかに彩ります。

クレマチスの綿毛は、品種によって姿が異なります。これは紀三井寺という品種の綿毛。クレマチスは気難しいところのある植物で、旺盛に育っていたかと思うと突然枯れたりするのですが、この綿毛から散らばった種が芽を出して(これを実生 'みしょう'といいます)、思わぬところに新しいクレマチスが咲いたりします。クレマチスの意外な“しぶとさ”を感じさせる一面です。

梅の花芽も順調に膨らんできています。去年は久々にたくさんの花を付け、梅シロップを楽しませてくれましたが、今年はどうでしょうか。

庭のあちこちに顔を出すクロッカスやスイセンの芽も、春到来を告げるかわいい使者です。球根で増えるはずのこれらの植物が、いったいどうして?と思うほど、庭のあちこちに芽が出ています。


2023年

2023年の庭の記録をまとめようと写真を探しましたが、意外なほど写真がない!とくに秋の庭の写真が全然ないことに驚きました。たしかに2023年は猛暑の夏のせいか、紅葉がいつになく色づきが悪く、ツタやドウダンなど鮮やかな色を見せる前に葉を散らしてしまいました。それにしても、秋のバラや、キク、シュウメイギク、ホトトギスなどをなぜ撮らなかったのかといまさらのように悔やんでいます。2024年のシーズンは、ホームページに載せることを前提に、体系的に写真を撮っていきたいと意気込んでいます。また、撮影に用いた機材のことなどもご紹介できれればと思っています。

春の庭

初夏の庭

盛夏の庭